

結婚式で栄えあるクライマックスといえば ”両親へ感謝を伝える”のシーンでしょう。
花嫁の両親への手紙に思わず涙してしまうという経験もあるのではないでしょうか。
しかし、現代では花束だけに限らず、出生時の体重で作ったテディベアやこれから一緒に時を刻
んでいくという想いを込めた時計など素敵な意味をもつ様々な贈り物があります。
一生に一度の大切な記念だからこそ、両親への感謝の気持ちを込めて特別な意味をもったもの
を贈りたいという素敵なお気持ちですね。
そしてもちろん、その贈り物を両親が喜んでほしいという願いもあることでしょう。
本記事では結婚式のプレゼントにふさわしい両親へ贈るプレゼントのルールについて紹介してい
きたいと思います。
両親へ贈るプレゼントのルール(決まり事)


両親への記念品贈呈は結婚式のクライマックスの名シーンです。
とある調査によると結婚式を行ったカップルの92.8%が記念品贈呈を実施しています。
必ずしも披露宴中に行うということではないようですが、式の前後にお礼を渡すというのが一般
的といえるようです。
記念品に熨斗は必要?
結婚式で参列者に贈るものには熨斗が必要ですが、両親への贈り物の場合は熨斗なしでもOK
です。
熨斗を付ける場合は思手書きは「寿」や「記念品」「感謝」になります。
披露宴中にお渡しする場合は、記念品が両親やゲストに見える状態で渡すことが多いでしょう。
(テディベアや花束は華やかで写真映えも◎)
記念品の相場
両親への贈呈品の価格はピンキリですが、5,000~30,000円で選ばれることが多いようです。
これは何をプレゼントするかによって大きく異なるようで・・・



花束の場合は5,000~10,000円。
テディベアや時計など記念品の場合は20,000~30,000円と相場価格が変わってきます。
新郎新婦の年代や収入によっても変わってくると思うので必ずしも相場どおりにする必要はなく、
見栄を張ることのないようにしましょう。
NGなプレゼント
基本的には絶対に贈ってはいけないという明確なルールがあるわけではありませんが、縁起の悪いものは避けるのが一般的です。
贈呈品でNGとされる代表的なもの
- 包丁…縁が切れる
- 日本茶…弔事に用いられることが多いので避けたい(祝事用であればOK)
- 櫛(くし)…苦(く)死(し)を連想させる
- ハンカチ…漢字で手巾(てぎれ)だから
ただ、ハンカチはタオルと同様、糸と糸を紡ぐことから『絆』や『繋がり』という新しい意味が浸透し
ていたり、それぞれに思い出がある場合もあることから必ずしもNGなわけではありません。
その商品を選んだエピソードがあれば一緒に添えて贈るといいかもしれないですね。
感謝の気持ちが伝わればOK!


記念品贈呈で最も大切なことは贈る相手であるご両親へ感謝の気持ちが伝わるかどうか、で
す。
ご両親は決して高価なプレゼントを望んでいるわけではありません。
新郎新婦のお2人が新しく家族となり、幸せな人生を歩んでくれることを誰よりも願っているはず
です。
そんなご両家のご両親へ感謝の気持ちを精一杯伝えることが一番大切なことなのです。
贈呈する記念品には・・・
- カタチに残るプレゼント
- 思い出に残るプレゼント
などがあります。
テディベアやお箸、マグカップ、時計、ブリザーブドフラワーなどがカタチが残るもので、旅行券や
お食事券などが思い出に残るプレゼントになります。
一昔前は贈呈品=花束が当たり前でしたが、現代ではこのようにいろいろなプレゼントがありま
す。
贈り物は決して金額の問題ではなく、両親が喜んでくれそうなものを選んだり、感謝の気持ちを
しっかりと伝えることがなによりも大切です。
まとめ


一生に一度の大切な記念日にご両親へ感謝の気持ちを伝えられることはとても幸せなことだと
思います。
ぜひ素敵な日にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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